こんにちは。久しぶりのブログです。
開発スタッフのasoです。

なんだか放っておくとマジックの話題で占拠されそうな
気がしたので、今回はまじめな開発の話です。

テーマはタイトルの通り「VisualStudio2010でQt4.8を動かす」です。
よくありそうな組み合わせなのに意外とセットアップに苦労したのでメモします。

まずVisualStudio2010がインストールされていることを前提にして進めます。

次にQt4.8を以下のURLからインストールします。
http://qt.nokia.com/downloads-jp
特にこだわりがなければインストーラーをダウンロードしましょう。
必要な物はだいたい入ってます。

検索すると長い長いビルドが必要とか書いてあることがありますが、
4.8からはビルド済バイナリが配布されているので必要無いようです。

次にVS用のAddinをダウンロードします。
上記URLの下の方にそのリンクがある気がするのですが、
気のせいかもしれません。(2012/09/12の時点ではリンク切れでした。)

URLの後ろの-jpを消すと英語版の案内にいけます。
そのページの同じ場所からだとダウンロードできるようでした。


このあとからインストール開始です。
Qtを好きな場所にインストールして、Addinも実行します。


インストール完了後に、焦ってQtプロジェクトを作成すると
Unable to find a Qt build!
などと言われるので注意しましょう。
まずはパスの設定が必要です。

Visual Studioを起動するとメニューの4番目くらいに
Qtという項目が増えています。

その項目の一番下のQtOptionsからQtのパスを設定します。
QtVersionsという画面からにAddボタンでパスを追加します。
qmakeなどを含むbinフォルダがある場所を指定するようです。
親切にもそれがないと警告をだしてOKボタンを押せないようにしてくれます。
私の場合は試行錯誤して以下のフォルダだとうまくいく事を確認しました。
(Qtインストールフォルダ)\Desktop\Qt\4.8.1\msvc2010


これで準備は完了です。
プロジェクトの新規作成からQt4Projectsというテンプレートがあるので
それを使ってプロジェクトを作成します。

途中設定とか聞かれるけど、よくわからないので初期設定で進めます。
プロジェクトを作成するとおなじみのヘッダとcppファイルの他に
uiファイルとかqrcファイルとかよくわからないファイルもできてます。




う~~ん。
まあ、よくわからないときはとりあえずビルドして実行してみましょう。

あ、動いた。
よし。OK。

これから勉強していく予定なので頑張ります!