Todateです。
3月のGDCに続き、7月に開催されたプロダクションEXPO、8月に開催されたCEDECでも全高2.1m、82インチの巨大タッチパネル(自作!)を使ってインタラクティブなLive2Dのキャラクターを展示しました。画面にタッチするだけで5つのキャラクターを切り替えたり、各キャラクターの服(テクスチャー)をパパパっと着せ替えたりできます。もちろん、キャラクターに触れてLive2Dならではの滑らかな動きを見て楽しむ事もできます。
3月のGDCに続き、7月に開催されたプロダクションEXPO、8月に開催されたCEDECでも全高2.1m、82インチの巨大タッチパネル(自作!)を使ってインタラクティブなLive2Dのキャラクターを展示しました。画面にタッチするだけで5つのキャラクターを切り替えたり、各キャラクターの服(テクスチャー)をパパパっと着せ替えたりできます。もちろん、キャラクターに触れてLive2Dならではの滑らかな動きを見て楽しむ事もできます。
新機能 → リップシンク!
更に最近は新しい機能を実装しました・・・ 写真に映ってるスタンドマイクを見てピンと来たかもしれませんが、リップシンク(口パク)機能がついているのです!マイクに向かって話すと、その音量に応じてキャラクターが自然に話してくれます。現在準備中のイベント向けシステム「Live2D LIVE」にも装備されている機能で、2Dでありながらインタラクティブに動かせるLive2Dならではの活用法です。
少しだけ技術的な話・・・
・・・をすると、今回のシステムでは入力する音声の大きさ(音圧)と口を開く大きさを連動させています。ただ、人間の音声の波形はかなり細かく、大きく揺れているので、入力音声を口の動きに変換する際に上手く処理しないと、変な動きになってしまいます。その処理の部分のアルゴリズムはけっこうコツが必要だったりします。
・・・をすると、今回のシステムでは入力する音声の大きさ(音圧)と口を開く大きさを連動させています。ただ、人間の音声の波形はかなり細かく、大きく揺れているので、入力音声を口の動きに変換する際に上手く処理しないと、変な動きになってしまいます。その処理の部分のアルゴリズムはけっこうコツが必要だったりします。
このリップシンク機能があれば、ライブイベントで声優さんがリアルタイムでキャラクターにアニメーションをつけて別のキャラや会場とやりとりしたり、歌手が歌を歌ったり、はたまたテレビ等の生放送でリアルタイムでアニメキャラを動かすライブ感のある演出ができるかもしれません。Kinectなどの3Dスキャナと組み合わせても面白いし・・・ぶつぶつ
この巨大タッチパネルですが、プロダクションEXPOとCEDECの展示でも、非常に沢山の方に見て・触っていただき大好評でした。また、表情の制御やリップシンクの機能をつけたことで、Live2Dという技術が「2Dのモデルをつくる技術なんだ」ということを実感していただいたように思います。
あ、ちなみにこの表示システムはUnityで作っています。そう、LIve2DモデルはUnity上でリアルタイムでコントロールできるのです!
CEATECでも展示します!
そして!10月1日から開催されるCEATEC JAPAN(5ホール#5F34)でも展示しますので、CEATECにお越しの方は是非、巨大タッチパネルの迫力を感じてください!
でも残念ながらウチは関西圏だから気軽には行けないしスケジュールも無理ですわ…
たまには幕張から動いてくれないだろうかと密かに期待してます。
マイクだけでリップシンクできるシステムはなかなか便利そうですね。でも音声の情報だけを解析して自然に合わせるのはかなり難しいという事かな?
kinect等を使って自然にシンクする様になったら2Dアニメもモーションキャプチャーの時代が来たりして…
xbox oneではkinect同梱で性能大幅アップらしいので楽しみですね。