Todateです。
去る6月27日、Live2Dを使った創作活動に関わるみんなが集まるイベント、Live2D Creators Conference『alive 2014』を開催しました。
初めての開催、しかも平日の昼、東京のみでの開催だったので、どれくらいのクリエーターのみなさんが来てくれるのかわからず、最初は50名くらいを想定していたのですが、申込がどんどん増え、結果的には日本全国、いや世界中から150名を超える方々にお集りいただきました。
今回は残念ながらご来場いただけなかった方のためにも「こんな感じでしたよ〜」というのを写真を中心にレポートします。
今回の会場はデジタルハリウッド東京本校で一番大きな「駿河台ホール」。参加者の急増により急遽使わせていただくことになりました。
まずは基調講演!
Editorのユーザーは海外のほうが多かったりします。教育機関にも広がっています。
Live2Dの未来 - 描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす
まだまだ生まれたてですが、Live2Dの発展の方向です。
Cubism 2.0 - Live2Dがより使いやすく!より楽しく!
Editorでは、これまでLive2Dが実現してきた表現クオリティは一切妥協せず、それをより簡単に、より効率的に作る事ができる機能を搭載。結果的に、初心者でも易しく、楽しく使えるツールになりました。
SDKは、プログラミング知識のないイラストレーターでも、作ったモデルで色々楽しめちゃうような工夫がたくさん。せっかく作ったモデル、楽しく活用しましょう!(もちろんプロのデベロッパー向けに拡張性の向上も忘れていません!)
もりだくさん!
グラプリはインドネシアのYuanさん!商品はWacomのIntuos Proと賞金10万円!受賞者のリストはこちら。ブログ筆者の司会進行や時間配分が悪く、座談会でクリエーターや審査員の皆様にお話いただく時間が少なかったのが反省点です・・・
Modelerでは、Photoshop形式のイラストファイル(.psd)を読み込むだけで、「テクスチャファイルを生成し、各描画オブジェクトに最適な形でポリゴンを割り当て、そしてキャンバスに再配置する」というこれまで多くの時間が掛かっていた事前準備を全て自動化!
そこから自分で動き(変形情報)を付けることもできますが、すで動きの付いた既存モデルをテンプレートとして使うことで、既存モデルの動きの部分だけを.psdから読み込んだばかりのモデルに割り当てることができます。
するとすると、動きの情報がコピーされ、シンクロします。もちろん、後から動きを編集したり、新しいパラメーターを足したりすることもできます。簡単に動かす事もできるし、こだわって作り込む事もできます。
そして新たな機能として、作ったモデルをAfter Effectsに取り込み、After Effects上で制御しながら動画制作をすることができるのです!
交流タイムでは、クリエーターのみなさまに直接お会いできて嬉しかったです。みなさまがどんな風にLive2Dを使っているのか、どんな不満があるのか、どんな要望があるのか・・・やっぱり直接ご意見やご感想をお聞きするととても参考になりますし、こうしたみなさまの声に応える事が一番の発展につながります。
去る6月27日、Live2Dを使った創作活動に関わるみんなが集まるイベント、Live2D Creators Conference『alive 2014』を開催しました。
初めての開催、しかも平日の昼、東京のみでの開催だったので、どれくらいのクリエーターのみなさんが来てくれるのかわからず、最初は50名くらいを想定していたのですが、申込がどんどん増え、結果的には日本全国、いや世界中から150名を超える方々にお集りいただきました。
今回は残念ながらご来場いただけなかった方のためにも「こんな感じでしたよ〜」というのを写真を中心にレポートします。
今回の会場はデジタルハリウッド東京本校で一番大きな「駿河台ホール」。参加者の急増により急遽使わせていただくことになりました。
まずは基調講演!
スタートは「Live2Dの現在と未来」と題し、Live2Dの現在の状況や今後の取り組みをご紹介。
Live2D、広がってます
2013年の時点で商用作品での採用が100タイトルを超えていましたが、Editorの無料版が出たり、SDKもインディーズであれば無償で商用利用可能になったということで2014年からの伸び率はすごいです。
Editorのユーザーは海外のほうが多かったりします。教育機関にも広がっています。
Live2Dの未来 - 描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす
そして話は次世代の『Euclid』(ユークリッドって読みます)。線や塗りなど、イラストレーターが「描く」という作業に集中しながら、360°全方位、ダイナミックな動きを実現していきます。
まだまだ生まれたてですが、Live2Dの発展の方向です。
Cubism 2.0 - Live2Dがより使いやすく!より楽しく!
Cubism2.0は現在のCubism1.1から大幅なアップデート。Euclidを見据えるとツールの大幅な効率化が不可欠なのです!
Editorでは、これまでLive2Dが実現してきた表現クオリティは一切妥協せず、それをより簡単に、より効率的に作る事ができる機能を搭載。結果的に、初心者でも易しく、楽しく使えるツールになりました。
SDKは、プログラミング知識のないイラストレーターでも、作ったモデルで色々楽しめちゃうような工夫がたくさん。せっかく作ったモデル、楽しく活用しましょう!(もちろんプロのデベロッパー向けに拡張性の向上も忘れていません!)
もりだくさん!
Awardの受賞クリエーターが、世界4カ国から12名集結!
続いて行われたのが、これまた初開催となったLive2D Creative Awardの表彰式&座談会です。約60作品の応募があったAwardですが、海外クリエーターの応募もかなり多く、ファイナリストに選ばれた作品も日本はもちろん、アメリカ、インドネシア、タイ、中国と国際色豊か!
グラプリはインドネシアのYuanさん!商品はWacomのIntuos Proと賞金10万円!受賞者のリストはこちら。ブログ筆者の司会進行や時間配分が悪く、座談会でクリエーターや審査員の皆様にお話いただく時間が少なかったのが反省点です・・・
ケーススタディ - 電子書籍から本格アニメ作品、そして大ヒットアプリまで
Awardで一般ユーザーの素晴らしい作品を鑑賞した後は、それぞれの分野でLive2Dがどのように使われているのか、有名タイトルのケーススタディという形でご紹介!
Cubism2.0のデモ - こんな風に進化します!
そして最後に、Cubism2.0の新機能をLive2Dのデザイナーやプログラマが実演。
Modelerでは、Photoshop形式のイラストファイル(.psd)を読み込むだけで、「テクスチャファイルを生成し、各描画オブジェクトに最適な形でポリゴンを割り当て、そしてキャンバスに再配置する」というこれまで多くの時間が掛かっていた事前準備を全て自動化!
そこから自分で動き(変形情報)を付けることもできますが、すで動きの付いた既存モデルをテンプレートとして使うことで、既存モデルの動きの部分だけを.psdから読み込んだばかりのモデルに割り当てることができます。
するとすると、動きの情報がコピーされ、シンクロします。もちろん、後から動きを編集したり、新しいパラメーターを足したりすることもできます。簡単に動かす事もできるし、こだわって作り込む事もできます。
そして新たな機能として、作ったモデルをAfter Effectsに取り込み、After Effects上で制御しながら動画制作をすることができるのです!
5時間のセッションを終え、大盛況の交流タイム!
交流タイムでは、クリエーターのみなさまに直接お会いできて嬉しかったです。みなさまがどんな風にLive2Dを使っているのか、どんな不満があるのか、どんな要望があるのか・・・やっぱり直接ご意見やご感想をお聞きするととても参考になりますし、こうしたみなさまの声に応える事が一番の発展につながります。
会場の都合であまり時間が取れなかったのですが、ユーザー同士の交流も非常に活発で、閉会ギリギリまで盛り上がりました!(最後は追い出すような形になってしまいすみません!)次回はたっぷりと交流の時間や機会を設けたいと思います。
来年もやります!
来年もやります!
Live2Dでは今後も、クリエーターのみなさまが、よりクオリティの高いものを、より効率的に、より楽しく、そして思い通りに作れるよう発展していきます。まだまだ使いづらい部分もありますが、ご意見やご要望がありましたら、是非メールやコミュニティ等でお聞かせください!それでは来年お会いしましょう!(Awardも開催します!)